2020-04-14 第201回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
まさに、時代を見てみますと、この和牛の歴史そのものは、特に黒毛和牛に入ってくると百年余りの短い歴史とも言えるという中でありまして、それにもかかわらずこの霜降りで世界中で有名になったというのは、まさに大臣が午前中の答弁言われたとおり、農家や関係者の皆様が育種改良に一方ならぬ努力をされてきた結果でありますし、海外から入ってくる牛肉とのすみ分けということでしっかりそうしたブランドをつくってこられたということだと
まさに、時代を見てみますと、この和牛の歴史そのものは、特に黒毛和牛に入ってくると百年余りの短い歴史とも言えるという中でありまして、それにもかかわらずこの霜降りで世界中で有名になったというのは、まさに大臣が午前中の答弁言われたとおり、農家や関係者の皆様が育種改良に一方ならぬ努力をされてきた結果でありますし、海外から入ってくる牛肉とのすみ分けということでしっかりそうしたブランドをつくってこられたということだと
当時、生産者団体は、この和牛遺伝資源のうち育種改良上必要なものは国内で留保するという意向であるということでございました。 そういった意向もございましたので、農林水産省といたしましては、我が国から輸出された和牛の精液を用いて海外で和牛肉が生産されても、我が国に輸出されて国内生産を脅かすおそれは少なく、影響はそれほど大きくないと見込んでいた模様でございます。
一方で、先ほども申し上げたとおり、一昨年、和牛の精液や受精卵を不正に中国に持ち出そうとした事案が発生したことを受けまして、牛肉業界の皆様は、これまで一生懸命、育種、改良してきた和牛の遺伝資源が海外に流出し、海外で霜降り肉が生産され、そのマーケットで競合したり、あるいは日本に逆輸入される事態に陥ってしまうのではないかといったような懸念もされるところであります。
そして、先ほど御質問にございました、ヤギの生産振興のため、農林水産省では、強い農業づくり交付金による飼養施設等の整備や家畜改良センターによる育種改良素材の提供を行い、さらに畜産技術協会によるヤギの乳量などを推計するソフトの提供など、ヤギの飼養頭数の増加、能力向上につながる支援を関係団体とともに推進しているところでありまして、より活用を促してまいりたいと思います。
実際の穀物の必要量ですけれども、家畜の育種改良ですとか飼養管理の改善、こういうことで改善してまいりますけれども、御指摘の数値変えるほどの大きな変化はないと、こういうことでございます。
これは、やはり我が国の生産者が長年にわたって育種改良を重ねてきて、世界で御評価をいただけるような牛肉になっているのが和牛であるというふうに思いますし、これは大変な努力があったんだなというふうに思いますから、ここはやっぱりしっかりと和牛を守り、そしてその良さをしっかりPRしていくということが大事なことだなというふうに思っておりまして、今現場においては、サシの入り具合だけで牛肉のランクを決めるのではなくて
それから二番目が、種子の育種改良並びに確保ということで述べられております。ここの部分で、先ほどもお話がありましたように、いろいろな品種を幾つか試されておられると思いますが、それぞれについての収穫量とかそういうものが、季節と品種といろいろ複雑に絡まり合ってなかなかまだ定着していない段階なのかなという感じを受けたんですが、その辺のことについて、現状についてお伺いをしたいと思います。
といたしましては、きょう御議論いただいているこの植物新品種の育成者権と同様、あるいはそれ以上に、魚類や家畜などの遺伝資源、植物の栽培方法、魚類や家畜の養殖、飼育技術などについても重要な知的財産というふうに位置づけて、ことし三月に策定いたしました、先ほどから何回か御紹介しております農林水産省知的財産戦略におきましても、例えば家畜、特に和牛については、遺伝子特許の取得を促進するんだ、そしてこれを生かして育種改良
和牛につきましては、我が国の本当に固有のものでございまして、関係者によります育種改良の努力の積み重ねの結果、ほかの品種には見られない優れた肉質を特徴的に有する貴重な財産であります。 しかしながら、この和牛の知的財産権につきましては、これを保護するための種苗のような国際的なルールが現在は存在をしていないという状況でございます。
○政府参考人(遠藤明君) 食品衛生法に基づき牛乳等の成分規格として乳脂肪分の割合等が定められているところでございますが、近年の乳牛の育種改良、飼養管理、畜舎環境の改善等を踏まえ、乳等省令に規定をされている乳脂肪分等の規定の食品衛生上の必要性について、本年三月、薬事・食品衛生審議会に諮問をしたところでございます。
ぜひ、厚生省から予算をいただくだけでなくて、各地にある農林省の試験研究機関に育種改良についての要請を行って充実強化することが必要だと思うんですけれども、御意思はございますか。
私も知らない事実をたくさんお教えいただきまして非常に感銘を受けましたけれども、盲導犬を育成していくには一頭当たりどのくらいかかるのかということが一つ、もう一つは、盲導犬の育成につきまして厚生省、それから動物一般については農林省がかなり補助金を出して、繁殖の研究から育種改良、それから獣医さんの養成とかやっていますけれども、厚生省、農林省の行政の対応は十分かどうかということにつきましてお聞きしたいんです
クローン家畜を作製する技術は、家畜の育種、改良、増殖のための一つの手法として行われております。 四ページ目をごらんください。 申し上げるまでもなく、人類は、紀元前の時代から試行錯誤を繰り返しながら家畜の改良を進めてまいりました。十八世紀後半になりまして人口が急増して、食糧生産をしなければいけないということになりまして、育種理論に基づいてさらに生産性の高い品種をつくり出してまいりました。
おっしゃるとおり家畜改良センターの牧場、全国にございますが、関城町の茨城牧場は、豚のいわばセンターのような機能を果たしておりまして、約三百頭の豚を保養しておる、地元茨城県を初め各県に優良な種豚を供給している、それはもう先生御承知のとおりでございまして、私どもとしましては、今後とも受精卵移植等を取り入れた新しい手法を使った育種改良に取り組みまして、我が国の養豚の改良増殖に努めてまいる、そういうつもりでございます
○金子(徳)委員 そうしたバイテクで育種改良をしていく、これは極めて重要であり、またその体制も並行して充実をしていかなければならない、そのように思われるわけであります。全国の種畜牧場、これはそれぞれ改編計画があると伺っているわけであります。これは、行政改革の観点から、ただ単に合理化したのでは心もとない。
○金子(徳)委員 次に、肉用牛、これは現在のままでいいということではなくて、絶えず改良を加えていく必要がある、そのように私は考えておりますが、バイオテクノロジーの時代を迎えまして、受精卵移植等の畜産の新しい技術を駆使した家畜の育種改良を進めていくことは極めて重要なことだと思います。今後、肉用牛の育種改良の強化について、その考え方を伺っておきたいと思います。
こういうことのためには、飼養管理技術の向上というようなことも重要でございますが、それとあわせまして、御指摘のように肉用牛の育種改良推進というのは不可欠だと考えております。
○説明員(松山光治君) 若干育種の点で補足させていただきますが、国のあるいは県の試験場でも、生産性の向上という点ではいかに収量を上げていくか、それから品質の向上といったようなところに力点を置いた育種改良をやっておるわけでありますが、今御指摘のございましたような民間の方が育種をされる場合の問題でございますけれども、やっぱり育種されました方の権利がしっかりと守られていくということが基本的に重要でございますので
また、その内容につきましても、ただいま御指摘がございましたように、バイオテクノロジー等の新しい技術を使いまして、品種改良を進めるというような新しいプロジェクト研究を進めてきておりまして、例えばバイオテクノロジーを使いましたバイテク育種二〇〇〇年計画というようなプロジェクトがあるわけでございますが、毎年四億五千万円程度の研究費を投入いたしまして、十五年間という長期の計画での育種、改良の計画を現在進めているところでございます
だったら、いま農水省が力を入れて育種改良を進められて優秀なものになってきた、その日本のひなをもっと広げていく努力をしていかなければならないのじゃないかと思うのです。 大臣、毎朝食べていらっしゃる卵の先祖、先祖と言ってもおじいさんぐらいのものが実はアメリカのものなんです。全部そうなんでしょう。何かあって次の世代にそこのひなが来なくなったときには、日本の鶏はめちゃめちゃになってしまうのですよ。
○藤田(ス)委員 農水省の方も国産鶏の改良に努力をしているということなんですが、一体育種改良の技術水準というのはいまどこまでいっているのでしょうか。
そういう意味におきまして、私ども決して馬を軽視するというような態度ではございませんので、たとえば国におきましても十勝の種畜牧場におきまして馬の、農用馬としての、これは農用馬でございますが、育種改良を進めたりあるいは種馬の譲渡、貸付事業というものをして生産の確保を図っているわけであります。
○太田政府委員 御承知のとおり、農林省の種畜牧場は全国に十五牧場、三支場ございまして、その果たしておる業務でございますが、優良な種畜、種鶏の改良、増殖をはかるための育種改良業務を主体といたしまして、多頭数飼養等による乳用牛及び肉用牛の育成事業、それから繁殖基礎牛の供給事業、外国産家畜の性能調査事業、それから優良飼料作物種子の供給事業、それから畜産技術者の研修等の事業を実施いたしておるのでございます。
○太田政府委員 実は種畜牧場の整備につきましては、かねてから実施をいたしてまいったのでございますが、それは御承知のとおり、種畜牧場の主要な任務が家畜家禽の育種を効率的に行なう、そしてその能力を向上せしめるということにあるわけでございまして、近代遺伝学を応用した能力検定とか選抜淘汰を行なうことが必要であるわけでございますが、各牧場に多くの畜種の家畜を係養いたしまして、育種改良あるいは増殖育成の業務を行
ただ、国の牧場なり試験場なり、また都道府県の試験場なりで、育種改良のためにはかなり人工授精で効率的にやるべきだ、そういうふうに考えております。またその方向で進めていくべきだと思っております。